サイト売買の注意点!絶対に気をつけたい4つのポイント【サイト購入編】

「サイト売買でサイトを購入をしたいけど、初めてなのでどういった点に注意しなければいけないのか分からない。経験者の人に分かりやすく教えてもらいたい・・・」
とお悩みの方にお答えします。
僕もでしたが、初めてのサイト売買はめちゃくちゃ緊張しました。
基準が分からないので、
- 自分の判断が合っているのか?
- 騙されてないのか?
- 本当に買っていいのか?
などなど考えてしまいがちだと思います。
本記事では、そんなサイト売買で絶対に注意するべき点や確認しておく点をまとめていますので参考にしていただければと思います。
1)絶対に抑えておくべきサイト情報
サイト売買の案件の説明欄には曖昧な情報が掲載されていることが多くなっています。
例えば、月間収益額には、これまでの月の最高収益額が記載されていたり予想収益額が記載されているケースもあります。
もちろんそれらの数字もまるで意味がないとは言いませんが、やはり直近の正確なデータを確認しないと購入はできません。
ですので、交渉に発展したら確認したい項目に必要なデータの提示をお願いしましょう。
- アクセス解析(GoogleAnalyticsのPV数・UUデータ)
- 収益(AdSense・アフィリエイトなどによる収益)
- 費用(人件費・サーバー代・ドメイン代など)
- 純利益(収益から費用を引いたもの)
- 検索上位キーワードの確認
上記の項目は確認するようにしましょう。
アクセス解析と収益表に関しては、それぞれのキャプチャ画像を月ごとに半年分用意していただくのが良いでしょう。
まず信用できるデータを提示していただくことがはじめの一歩になります。
ただ、売主からすると失礼な購入希望者にはデータを提示したくありませんので、失礼のないように慎重に交渉を進める必要があります。
2)収益化の方法の確認
あなたがサイトを購入したあと、その収益源を維持できるかは最も大事なポイントになります。
- Google AdSense
- アフィリエイト広告
- サービスや商品
などがあります。
それぞれの場合の注意点をお伝えしていきたいと思います。
Google AdSenseの場合
もしもあなたがGoogle AdSenseを持っていない場合、Google AdSenseの審査が確実にクリアできるかが重要な点になってきます。
サイト移管後に検収期間を設けて、その間にGoogle AdSenseの審査にかけて、万が一取得ができなかった場合は契約を破棄できるように交渉しておいたほうがよいでしょう。
因みに、この方法をとった場合は2日ほどでGoogle AdSenseを取得できるケースを実際に体験済みです。
僕のクライアントさんでしたが、あっけないほど簡単に取得していただくことができて嬉しかったです。
そのためにも、交渉できっちり取得できなかった場合のお話をしておくことが大事になります。
アフィリエイトの場合
アフィリエイトサイトには特別単価の広告を使っているケースが多くあります。
交渉に際には必ず特別単価が引き継げるかどうかを確認しましょう。
売り主さんからASPの担当者に問い合わせて貰うのがよいかと思います。
もし引き継げず、広告単価にかなりの差がある場合は、サイトの購入を諦めた方がよいケースも出てくるでしょう。
例えば通常単価が5000円で特別単価が10000円の場合、引き継げないと収益は約半分になってしまいます。
購入してからでは遅いので交渉時にしっかりと確認しておいてください。
サービスや商品の場合
オリジナルのサービスの場合は、あなたがそのサービスを維持できるかがポイントになってきます。
例えば、サイト制作などのサービスを取り扱うサイトを購入した場合は、そのスキルを持っていないと収益を存続させることが困難になります。
商品の場合は仕入先を引き継げるか?在庫を確保できるかが重要になってきます。
そして、取り扱う商品がオリジナルなら生産ができるのか?スキルを引き継ぐことが可能なのかをしっかりと確認しておく必要があります。
交渉の際に、売主さんにマニュアルとフォロー期間を設けて貰うことを必ず行うようにしてください。
3)ブラックハットなどの被リンクの確認
ブラックハットは大量の自作自演リンクや隠しテキストなど、Googleが定めるガイドラインに反し不正に検索順位を上げるような方法を使っているものを指します。
当然、Googleからスパムと見なされて、ペナルティを受けてしまう可能性が高くなっています。
そうなってしまっては、サイトを改善しても検索上位には表示されず収益化が非常に厳しくなってきます。
ただ、ブラックハットのサイトも市場には多く公開されていますので、交渉の際にはどういったSEO対策がされているかをよく確認するようにしてください。
4)サイト移管の方法
サイト売買に必ず必要な作業のサーバーの移転、ドメインの移管ですが、初心者の方にはハードルが高く、無理にやってしまうと
- デザインが崩れてしまう
- コンテンツが表示されなくなってしまう
- データが消えてしまう
といった危険があります。
もちろん慎重に行えばクリアできる作業にはなっています。
「サイト移管くらい自分でやったるでー!」
って言う方は、サイト移管の流れを【サイト売買】サイト移管の流れとオススメのサービス【安くて早い】の記事に書いていますので参考にしていただければと思います。
因みに僕はサイト移管の作業は苦手で、サイトを購入した際にはサイト引っ越しの代行サービスにお願いするようにしています。
サイト引っ越しの代行サービスを色々と調べて実際に利用した結果、安くて丁寧でオススメだと言えるのが『mixhost』のサービスになります。
移管代行サービスについてはおすすめのサイト引っ越し代行サービスに体験談も交えて解説していますので参考にしてください。
サイト購入の際の注意点まとめ
まとめると
- サイト情報(PV・UUなど)の確認
- 収益化の方法の確認
- ブラックハットなどの被リンクの確認
- サイト移管の方法
上記の注意点は必ず確認するようにしてください。
プラス、サイトのデザインも愛着を持って運営できるかどうか最低限の範囲で気にしておくと良いでしょう。
あと、サイト売買をする上で全体の流れは知っておかないとトラブルに巻き込まれる危険性もあります。
ですので、サイト売買の方法と全体の流れを分かりやすく解説【初心者向け】の記事を読んで全体像を掴んでおいていただければと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。